公演を終えて終わった感はなく、次の展開に脳を馳せる日々
言葉(セリフ)を発するまでの行程に、もっと注目していく
演劇では、セリフは決まっている(ことが多い)
実際の日常現場では、言葉や行動が出るまでの行程があって、言葉が出たり、行動を起こしたりする
演劇では、行程の前に、その行程をして至るセリフ(結果)が先に決まっている
行動言動の発信については現実世界とは逆方向を辿る
だからセリフ(結果)に至るまでの行程のほうを創っていく
※行程によって結果の内容が変わってくることもある
だから結果というのは、ここでは飽くまでもセリフの言葉の外観にとどまる
人間は、意識的にしていることと、無意識でしていることが入り混じって行動している
一筋縄でいくところと、一筋縄ではいかんところが混在しているし、その場によってその割合は変わっていく
似た状況があるとしても、まったく同じ具合にはいかないはずであり
その行程は色んなアプローチから、創り出していく必要があるし
色んなアプローチをしかけていくのは、とっても面白い